【相談事例】今後の将来についてのライフプラン相談

貯蓄はしているけれど今後が不安なご夫婦に、今後の将来を見据えてのライフプランを提案いたしました。

ご相談内容

■家族構成

  • ご主人(37歳)会社員月収500,000円
  • 奥様(35歳)会社員月収300,000円
  • お子さま(4歳)
  • お子さま(1歳)

■ご相談の詳細

お悩み

  • 現在育中でもう一人子供が欲しい。貯蓄はしているが今後にむけて現状でいいのか?知りたい。
  • ご両親がガンを患い家系的に自分もなるのではという不安があるので相談したい。

その他

  • ご主人様と奥様のお財布は別。
  • 生活費は決められた額をお互いだし、やりくりする。
  • 個人の貯蓄と家族の貯蓄がある。
  • 奥様からの相談。
  • 現在、持ち家あるがご主人様の実家へ移る予定。いつかは不明。

現在の金融資産

貯蓄

  • ご主人 不明
  • 奥様 300万円
  • 家族の貯蓄 普通預金に500万
  • 生命保険 ご主人様(医療・死亡保障・養老保険)
  • 生命保険 ご主人様(医療・死亡保障)
  • お子様の教育費の積み立て

ご提案内容

「家族に迷惑をかけないために、そして気がかりであるガンの備えと仕事と子育ての両立」を叶えるためのライフプラン相談。

生活を折半でしていてそれぞれがお金を管理しているので、ご相談範囲が奥様の個人資産の棚卸と生活費からの将来設計を中心にお話し。ご主人の個人的なお金の部分は触らないこととしました。

まずは目的と金融資産の棚卸しから。

今回は、家族に迷惑をかけないために、そして気がかりであるガンの備えと仕事と子育ての両立が目的です。それを5つに細分化します。

  • お子さま二人の教育費
  • 老後資金
  • 2つのもしも
  • 今を楽しむお金
  • 将来の実家のリフォーム代

現在の金融資産がどこに当たるか二人で話し合いました。そうすると、過不足部分が見えてきました。

お子様の二人の教育費

将来のお子さまの進路(公・私立)を考えていただき今時点での必要資金を定めます。一人目のお子さま=子供手当・お年玉などの貯蓄分キャッシュがあるので、不足分を以前から加入されている変額保険で充てることで解決。二人目のお子さま=子供手当・お年玉などの貯蓄分キャッシュがありましたが、それ以外は何もないとのことでした。そこで、お母様の希望で同じ金額の変額保険を充てることにしました。(ただし、変額保険は長期で持つほど効果が高くなるので余剰資金の一部で無理なくすることに。)

老後の退職金を踏まえ、変額保険を選択

老後はご主人様の退職金が少なくとも1000万はあるということ、あと個人貯蓄で500万円、ご主人様が以前から加入されていた保障が240万あり、不足分としては望んでいる豊かな老後を迎えるためには3000万円程必要となります。これを埋めるためにideco、積立てNISA、変額保険で考えることに。支払いの年数と目的、ご自分の希望を考えて変額保険を選択しました。

2つのもしも(ガン・介護)

現在加入されている医療・ガン保険を確認しました。そもそも加入されているのになぜ心配なのか確認すると、どんな保障に加入しているか分からない。いまの時代にあっているのか?お付き合いで加入したので聞くに聞けない。とのことでした。見ると私が考える「ガンで抑えるべきポイントの保障」がいくつか足りなかったのでご説明。

  • 一時金が必要であり、その一時金が複数回保障されるのか?
  • ガンは入院もするが通院も多いということ。

ご両親が罹患され、奥様自身も付き添いなど経験されているようで深くご理解いただき、そのポイントをしっかり押さえた保障であれば奥様は安心できるということだったのでその内容に変更することになりました。

ルールはシンプル、貯金額を維持するだけ。

家族の旅行や急な出費に活用できますが、必ず5,000,000円を維持するため使った分を必ず口座に戻します。65歳以降は老後資金として活用します。 まずは、家族が増えたり病気などの万が一があっても経済的に困らず生活できるようにするための礎を創りました。ライフプランやマネープランは一度したら終わりではなく、人生の節目節目で考えるべきことです。まずは3年。こちらのプランでお二人は過ごすことになりました。

今を楽しむお金も大切

もともとキャッシュで置いておくことがメインだったので普通預金に多くありました。それ自体は悪いことではありませんが、長く置いておくお金と、そうでないお金を色分けすることが重要です。また、安心できるキャッシュはいくらなのかを話し合いました。決まったのが65歳まで500万円は維持しようということで着地しました。

それまでは自由に使っても大丈夫。だけど減ったら計画的にもどすようにするルールを設ける。(戻すための余力は初めから置いてあります。)これが老後資金の500万につながりば。

さらに「お金が有ったら満足して使っちゃうので、どうにかしたい」ということでしたので、口座を複数持っていたことを活用し、500万を200万(いつも見る口座)300万(ほとんど見ない口座)と分けておくことにしました。目で見る数字が小さくなれば危機感があり張り合が出るそうで良いですね。

将来の実家のリフォーム代

相談時に育休中の最低限の収入と・ご主人様から入ってきた生活費のみで考えていて、それで余った額は今を楽しむお金にすることにしました。奥様は仕事の復帰希望なので、復帰したらさらに収入が大きく上がることになります。その金額を、実家のリフォーム代としておいておこうということにいたしました。

■最終的にお選びになったプラン

ご主人様

  • 医療保険(保障:一生涯 支払期間:65歳)ガン対策・短期入院対策

奥様

  • 変額保険(保障:80歳 支払期間:80歳)老後用
  • 変額保険(保障:80歳 支払期間:80歳)教育費用
  • 医療保険((保障:一生涯 支払期間:65歳))ガン対策・短期入院対策

ライフプランとは思い描いた人生を歩むための経済的な準備のことです。
現状に少しのアイデアと工夫を加えれば未来は変わります。
まずはお気軽にご相談ください。
一緒に未来について考えましょう。