昨今では、実際のお葬式を行う前に、生前の本人の意向や情報を「エンディングノート」として記録しておく人が増えています。
エンディングノートとは
エンディングノートは、自分や身の回りに関するさまざまな情報を書き記しておくノートのことです。ノート形式で、万が一のことが起こった時に、誰に情報を知らせるのかなどを整理しておくと、とても便利で周囲の人も困らないので、自分が亡くなった後や体が動かなくなった後の希望を書き残し、残された方が困らないようにするのに重宝します。ネガティブなイメージがあるかもしれませんが、たくさんの情報が詰まったノートになるので、あなたにとっての自分史になるなど、大切な宝物にすることもできるノートなのです。
エンディングノートにはおおよそ、こんな情報があります
- 生年月日
- 本籍地
- 血液型
- 家族
- 家系図
- 学歴、職歴、資格
- マイナンバー
- 運転免許証番号、健康保険証番号
- 自分史
- 人生のターニングポイント
- 性格、信念
- 人脈、仲間
- 趣味・特技
- 好きな食べ物
万が一と言っても、死亡だけではなく、老人ホームへ入館することになったり、体が不自由になった時などにも重宝します。自分の意思で自由に行動ができない時に、エンディングノートを読んでもらうと、あなたにとっても不安や不満を減らすことができて、安心して人に助けてもらうことができるでしょう。
もしもの時はイメージしたくないかもしれませんが、起こってしまってから慌てても遅いことがあります。そうなる前にエンディングノートをつけて、定期的な振り返りを行い、日頃から安心して暮らせるようになると良いですよね。
こちらにおすすめのエンディングノートをご紹介しておきますので、ぜひご覧ください。