サソリとカエル

川に住むカエルがいた。

サソリがやってきて、カエルに言った。

向こう岸まで乗せていってもらえないか?

カエルは答える。

きみは途中私に毒を刺すからダメだ。

すると、サソリは言う。

そんなことしたら、二人とも沈んでしまうだろう。絶対にしない。

カエルはそれを信じて背中に乗せて渡ることにした。

向かう途中にカエルの背中に鈍い痛みが走った。

毒針を刺したのだ。

なぜそんことをする??

私も分からない。無意識で刺してしまったんだ。。

と二人とも沈んでしまった。

どんな論理的に説明をしたところで、習慣には贖うことはできないのだ。